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関節ごとのスロー練習

★要点

・収斂したフォームは理想的なものでなければいけない
・理想的なフォームを探すには、普段とは違う投げ方を試みることが必要
・関節ごとに練習することで、動きの自由度を高める

●動画


0:00 手を重点的に使う3カスケード。
0:16 肘を重点的に使う3カスケード。
0:32 肩を重点的に使う3カスケード。
0:55 脇にリングをはさんでの3カスケード。肘の位置が大きく動かないことの確認ができる。
1:12 脇にリングをはさんでの5ボールピルエット。
1:30 脇にリングをはさんでの7カスケード。

●理想的なフォームを実感すること

 別の場所でもたびたび書いてきたことですが、ジャグリングの技術を向上させるには、繰り返し練習することで体の動きを特定のものへと収斂させていかなければいけません。しかし、その一方で、収斂した先のフォームが理想的なものでなければ、せっかくそのフォームを覚えても、あまり意味はありません。つまり、まずは理想的なフォームがどのようなものなのかを把握しておき、それに近づくように体の動きを収斂させていくことが効率的な方法ということになります。
 けれども、理想的な投げ方は、やりたい技や体格によって変わってくるでしょう。それに、たとえ理想的な動きが映像として理解できたとしても、その動きを実現するためにどのように意識をもてばよいのかは、自分で実際に試行錯誤を積み重ねなければ分からないものです。
 さて、理想的なフォームを実感として理解するためには、逆説的に聞こえるかもしれませんが、理想的でない様々の投げ方を試みて、フォームの自由度を高めることが有効です。普段やらないような投げ方を試みることで、特定の型に収斂したフォームを、いったん忘れてしまうわけです。ここでは、特定の関節だけを重点的に使う投げ方で練習することを紹介したいと思います。

●特定の関節に重点を置いたスロー

 ジャグリングに主に用いるのは、末端から順番に、手、肘、肩の3カ所です。とりあえずはこの3つのうちのいずれかのみを重点的に用いる投げ方を試してみるとよいでしょう。
 もちろん、体幹や脚など他の部位も、軌道のコントロールには大きく影響はしませんが、勢いの付加などの形でスローに少なからず影響します。こういった要素を必要以上に大きく参加させる練習も、さらに上を目指すためには有効かもしれません。
 この練習の意義は、それぞれの関節をより柔軟に使えるようになることにあります。たとえば、初心者のうちは肩関節の動きにたよって投げている人が多いですが、この投げ方のまま練習していても、肘関節を使う技術はなかなか向上しません。そうすると、ますます肩にたよった投げ方になり、理想的な投げ方からより遠ざかってしまう、ということになりかねません。このようにならないために、最初はかなり窮屈に感じるかもしれませんが、肘関節の動きによって投げる練習をして、肘をより柔軟に使えるようにすることが大事です。もちろん、反対に肘ばかりで投げる癖がある場合は、肩で投げる練習をすることが有効になります。

 さて、各練習法についてそれぞれ少しずつ注意点を述べておきます。
 まず、手のみを使う場合。もちろん厳密には、手首や指の動きだけでジャグリングを行うことは不可能です。スロー位置とキャッチ位置に差をつけるため、手以外の関節の動きを補助的に用いなければなりません。とりあえずは、脇をしっかり締めて肘を脇腹に固定し、ボールを指で押し上げるつもりで投げると、手への負荷の割合をより高くできると思います。手の動きだけではあまり力を発揮することはできませんので、ボールを高く投げようとすると、どうしても肘などの参加割合が高くなってしまいます。したがって、軌道は最初はできる限り低くするほうがよいです。
 肘関節のみを使う場合も、脇を締め、肘を脇腹に固定します。慣れないうちは、肩関節も使ってしまい、肘が前後に大きく動いてしまうかもしれません。肩を大きく使っていないことを確認するためには、動画でもやっているように、脇にリングなどをはさんでみるとよいです。この状態では、キャッチは困難になりますが、肘関節で投げることができていれば、スローは通常時とほとんど同じ感覚で投げることができるようになります。
 肩関節のみを使う場合は、逆に、肘関節を一定の角度のままで固定するよう心がけます。結果的に肘が大きく前後に動くことになりますので、肘の位置を動かすつもりで投げてもよいかもしれません。走るときに腕を振る感覚と近いです。

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はじめまして

脇にリングを挟んだ練習方法を試してみたところ、自分の場合特に左手(利き手でない方)で肩の力に頼った投げ方をしていることがよく分かりました。
ただ漠然とフォームに気を付けるというのは難しいものですが、こういうちょっと工夫した練習は面白くてためになります。

Nuさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

そうですね、体の動きをなにかしらの方法で制約してみると、自分がどのような投げ方をしているのかをある程度客観的に確認できます。
ほかにも、座るとか、片足立ちになるとか、長い棒を背中と両腕で挟んでおく(これはどの程度意味があるのかわかりませんが、かなりむずかしいです)といったように、リング以外にも同様の方法はいろいろあるので、工夫して試してみるとよいかもしれません。

今後もよろしくおねがいします。
プロフィール

mascaret

Author:mascaret
福岡出身・東京&千葉&フランス経由、千葉在住のジャグラーです。

*経歴
JJF2014にて
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位
JJF2012にて
 チャンピオンシップ決勝進出(2年連続)
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位

*使用道具
ボール:RF Beanbag M (Rad Factor), Elite 8 M (Gballz) etc.
クラブ:PX3 SIRIUS TRAINING (Play)
リング:Absolute Circus Ring (Absolute Circus), Wind Stream Ring (Mr. Babache), SATURN (Play)

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