スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

保持時間

★要点

・保持時間を短くすると軌道を低くできる
・保持時間を短くするとキャッチの準備につかえる時間が長くなる
・コントロールを維持でき、体力が許す限りは、保持時間は短いほうがよい

●保持時間の長短と軌道の高さ

 ボールをキャッチしてからスローするまでの時間、つまりボールを手に掴んでいる時間を、保持時間と呼ぶことにします。ここでは、この保持時間の長短がジャグリングにどのように影響してくるのかを考えていきます。
 まず、理想的な保持時間がどのように決まるかを考えてみましょう。これは当然、軌道の高さによって左右されます。
 軌道が高ければ、ボールが落ちてくるまでの時間の余裕が大きくなりますから、保持時間を長くするのがよいでしょう。保持時間が長いと、同じ高さに投げるにしてもコントロールが容易になります。ただし、軌道が高いとそれだけ精度の高いスローが要求されます。
 反対に軌道が低ければ、リズムが速くなるので、スローの精度が多少犠牲になっても、保持時間を短くする必要があります。ただし、低い軌道のスローは多少精度が悪くても落下位置やリズムが大幅にずれることはありません。
 ところで、以上に述べたような、軌道の高さによって保持時間が決まるという考え方がある一方で、逆に保持時間の長短から軌道の望ましい高さが決まると考えることもできます。
 軌道の高さと保持時間の長さは、表裏一体のものです。保持時間が長いなら、軌道はそれに見合う高さにしなければなりません。保持時間が短ければ、軌道を低くしてスローを容易にするほうがよいです。
 さて、ここで意識していただきたいのは、このように軌道と保持時間とが一体のものであれば、高いスローの精度を高める練習と同様に、保持時間を短くする練習も有効であるということです。この後者の練習をしっかり行なっているジャグラーは、あまり多くないように思います。

●保持時間を短くすることのメリットとデメリット

 保持時間を短くできることには、重要なメリットがあります。
 第1に、すでに述べたことですが、軌道を低くすることが可能になります。スローは低いほうがコントロールが容易ですから、これは安定感の向上につながります。
 第2に、キャッチの準備をするための時間の余裕を大きくすることができます。保持時間が長いと、ボールをスローするころには、次のキャッチすべきボールが、低くまで落ちてきてしまっていることになります。すると、キャッチにかけることのできる時間が短くなってしまいます。しかし保持時間が短ければ、スローからキャッチまでに余裕ができるので、より確実にキャッチすることができます。
 こういったメリットがあるので、必要なスロー精度を維持できる限りは、保持時間は短ければ短いほど望ましいと言えます。ですから、保持時間を短くする練習も、上達のためには欠かせません。とくに、精確なコントロールが要求される技ほど、高いスローを安定させることを目指すよりは、保持時間を短くして軌道を低くするほうがよい場合が多いです。
 もちろん、軌道を低くすることにはデメリットもあります。それは、体力を消耗するということです。これは、リズムが速くなってそのぶん腕を早く動かさねばならない以上、仕方のないことです。
 ウエイトトレーニングをして筋力をつければ高いスローが楽に投げられるという意見をよく耳にします。それはたしかにそうですが、筋力を高めることのメリットは、むしろ低い軌道で投げつづけられるようになることのほうが大きいと考えています。

●保持時間を短くするための練習

 最後に保持時間を短くする練習の仕方について述べておくことにします。
 まず、低い軌道で投げれば、そのぶんリズムが速くなり、したがって保持時間も短くなります。これが一番直感的な練習方法で、また必要な方法でもあります。
 たとえば、単純にカスケードやファウンテンの軌道を低くしていけばよいです。この練習は、まずはある程度つづけられる個数(平均キャッチ数が100を超える個数)で実践してください。ふつうにやってもつづけられないパターンで試みても、スローの精度を維持しているかどうか判断できませんので。
 このように軌道を低くする練習も有効ですが、コントロールの精度を維持しつつ保持時間を短くしていくことが課題なのですから、やはりコントロールの難しい高い軌道のスローにおいて保持時間を短くする練習のほうが、より有意義なはずです。高い軌道を維持しつつも、ボールが落ちてくるのを待たずに、次々に投げ返します
 これは、まずは55500、666600、7777700(いわゆるフラッシュ)といったパターンで練習するのがよいでしょう。スローの間隔をカスケード/ファウンテンと同じままにして、これらのパターンを行います。これもやはり、きちんとつづけられる個数で行なうことが大事です。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

mascaret

Author:mascaret
福岡出身・東京&千葉&フランス経由、千葉在住のジャグラーです。

*経歴
JJF2014にて
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位
JJF2012にて
 チャンピオンシップ決勝進出(2年連続)
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位

*使用道具
ボール:RF Beanbag M (Rad Factor), Elite 8 M (Gballz) etc.
クラブ:PX3 SIRIUS TRAINING (Play)
リング:Absolute Circus Ring (Absolute Circus), Wind Stream Ring (Mr. Babache), SATURN (Play)

カテゴリ
カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。