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パターン(技)を練習する順番

 ジャグリングの練習は自分がやりたいようにやればよいのですが、もし効率よく上達することを目指すなら、練習する順番をよく考える必要があります。
 まず大事なのは、できるだけたくさんの投げ方を身につけることです。理想的なフォームはおそらくいくつかに限られてくると思うのですが、それがどんなものかは考えて分かるようなものではなく、それに分かったとしてもその通りに体を動かすことはふつうはできません。理想的なフォームに近づいていくためには、とにかくさまざまの位置からのさまざまのスローとキャッチを体得していくことが必要です。一つのフォームに収斂していくべきなのにいくつもの投げ方を身につけるというのは矛盾しているようですが、そもそも複数の投げ方ができなければ、どういった投げ方が理想的かの見当がつけられませんし、そのままフォームが収斂したとしてもそれは理想的なものとは程遠いものかもしれません。それに、パターンによって理想的な投げ方は変わってくるはずです。

●基本的なスローの種類

 さて、主なスローの仕方ですが、おおまかに16種類あります。カスケードでは内側から投げて、外側でキャッチします。スロー位置が左右で2箇所、キャッチ位置も左右で2箇所あります。リバースカスケードではこれが反対になります。つまり、スロー位置4×キャッチ位置4=16種類ということです。もちろん、たとえば3イン1ハンドをコラムでやれば片手だけでもスロー/キャッチ位置は3箇所になりますが、こういったものは特殊な場合ですので、とりあえずはこの16種類で全部と思っておけばよいでしょう。
 たとえば「外→反対の手の外」および「内→反対の手の内」はハーフシャワーで練習できますし、「内→同じ手の内」および「外→同じ手の外」は1アップ2アップやコラムの4ファウンテンで練習できます。「外→反対の手の内」および「外→同じ手の内」はリバースカスケードやリバースカスケードで練習できます。最後のものはほとんど使う場面がないでしょうが、スローの自由度を高めるためにはやはりある程度はやっておいたほうがよいでしょう。もちろん、カスケードやファウンテンの、「内→反対の手の外」および「内→同じ手の外」のスローが最も重要だということは、言うまでもありません。基礎はこれらにおきつつ、それ以外の投げ方もバランスよく練習します。

●基本パターン以外のパターン

 そういったわけで、カスケードとファウンテン以外のパターンにも、早いうちからできるだけたくさん手を出してみるのがよいです。このとき、フォームが悪い方向に凝り固まらないために、パターンを一つずつ身につけていくのではなく、いくつも平行して練習していくことが大事です。
 しかし、何でもよいというわけではありません。練習しても大して意味のないパターンもあります。たとえば441、531、7441、7531といったサイトスワップです。これらはある程度上達すればほとんど練習しなくてもできるもので、わざわざ時間を割く必要はありません(すでにこのブログに解説を載せてしまったものもありますが…)。
 おおまかに言えば、とりあえず名前のついているパターンを優先すればよいと思います。とくに、シャワーとミルズメスはしっかり練習したほうがよいです。シャワーは高い軌道のスローの練習にちょうどよく、ミルズメスは両手で6種類もの投げ方を含むからです。そのほかには、たとえば1アップ2アップで1アップのほうのボールをいろいろな軌道で投げてみたり、シャワーと2イン1ハンドを交互にやるなど、スローの切り替えを行なうものも効果的です。

●基本パターン

 カスケードやファウンテンといった基本パターン・基本スローも練習の仕方を工夫できます。
 まず、高い軌道で投げてみるのがよいです。軌道が高いほうが難しいので、コントロールの精度を高める練習になります。このとき注意したほうがよいのが、キャッチしたボールをすぐに投げ返すことです。もちろん、ボールが十分低くまで落ちてくるのを待って次のボールを投げ上げるほうが、ボール同士が衝突する危険を減らせるので楽ですが、楽だということは大した練習にならないということです。それに、キャッチしてすぐに投げ上げることは、ボールの数を増やすには必須の技術です(これについてはそのうち別に記事をたてて書く…かもしれません)。これと似ていますが、フラッシュ(55500など) もコントロールの練習になります。
 これは他のパターンにも言えることですが、歩いたりしゃがんだりするなど、体ごと動かしてみるのもよいです。とくに回転するのは、スローの前後へのぶれを矯正するのに効果が高いです。左右両回転とも練習することが肝心です。

●特殊なスロー

 それ以外の種類のスロー、とくにオーバーヘッドやバッククロスといったボディスローは、普通のスローがいくら上手くても練習していなければ全くできないものです。習得には普通のスロー以上に時間がかかるので、早い段階から練習していくべきです。自分はこれを怠ったのでかなり苦労しました(しています)。ピルエットも同様です。クローキャッチやキャリーなどはほとんど3、4ボール限定の投げ方なので、数にこだわるならやらなくてもよいかもしれません。もちろん5ボール以上でできないというわけではないので、チャレンジしてみるのもありです。

●道具を増やす

 数を増やすタイミングですが、単純に道具の数が多いほうがよりシビアなコントロールが要求され、上達につながるので、積極的に増やしていくほうがよいです。具体的には、4ボールなら3ボールが平均100キャッチを超えていれば挑戦するべきですし、4ボールが平均50を超えるくらいなら5ボールに挑戦する価値はあります。6、7ボールも、5ボールが平均50を超えていればフラッシュ以上も十分成功する可能性があります。なお、6ファウンテンと7カスケードは、初めのうちは7カスケードのほうがやりやすいという人が多いですが、ある程度以上のレベルに達したら、6と7のあいだには非常に大きな壁があると分かります。以上にあげた数字は自分自身や他のジャグラーを見てきた経験から出したもので、とくに根拠があるものではありません。人によってはもっと早いほうがいいかもしれませんし、遅いほうがいいかもしれません。

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プロフィール

mascaret

Author:mascaret
福岡出身・東京&千葉&フランス経由、千葉在住のジャグラーです。

*経歴
JJF2014にて
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位
JJF2012にて
 チャンピオンシップ決勝進出(2年連続)
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位

*使用道具
ボール:RF Beanbag M (Rad Factor), Elite 8 M (Gballz) etc.
クラブ:PX3 SIRIUS TRAINING (Play)
リング:Absolute Circus Ring (Absolute Circus), Wind Stream Ring (Mr. Babache), SATURN (Play)

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