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ボールの種類と選び方

 ジャグリング用のボールには様々な種類があり、種類によってやりやすい技が違ってきます。したがって、自分のスタイルや練習したい技に適したボールを選ぶことが大事です。ここでは、ボールの大まかなグループごとの特徴を紹介します。個々の種類のボールについての細かい紹介は、それぞれの記事を参照してください。
 なお、ここで紹介するボールはいずれもジャグリングショップナランハで購入できるものです。

●構造によるボールの分類

 ボールを分類する仕方はさまざまあるでしょうが、基本的な性質はボールの構造によって決まってきますので、ここではそれを軸にボールをおおまかに分類し、特徴を述べていくことにします。

中心から外殻まで均質
 バウンドする…A
 バウンドしない…B
中心から外殻まで均質でない
 外殻がプラスチック類
  中が空洞…C
  中身が少し入っている…D
  中身が詰まっている…E
 外殻が布類…F


 A;バウンスボール、シリコンボール、クリスタルボール
 B;リジッドボール
 C;ステージボール
 D;ロシアンボール、シリックスボール
 E;バブルボール、MMX+
 F;ビーンバッグ

●ボールの分類とスタイル

 上でのボールの分類がそれぞれどのようなスタイルに向いているのかをまとめました。
 ○:向いている
 △:向いてはいないが使える
 ×:使えない
 
分類トスバウンスコンタクト
×
×
××
×
××


●ボールの特徴と使い心地

○サイズ

 一見、小さければ衝突する危険が小さいように思えますが、小さいボールは大きいボールよりコントロールが難しいので、多くのボールを投げるとしてもボールが小さいほうがよいとは限りません。むしろ、手の中にしっかり落ち着く大きめのボールのほうが、コントロールが容易なので衝突しにくいこともあります。手の大きさにもよりますが、とくにボールの数の少ない初心者のうちは、男性ならやや手が小さいくらいでも70mm以上のやや大きめのもの、女性でも65mm以上のもののほうが、投げやすいと思います。

○重量

 軽いボールは力がいらず投げるのが楽ですが、キャッチのときにボールが手の中で跳ねてこぼれやすいです。重いボールはしっかりとキャッチできてコントロールも容易ですが、体力を消耗します。個人的には、ボールは筋力が許せば重いほうがよいと考えていますが、軽いボールのほうがコントロールやキャッチの練習にはよいです。もっとも、ジャグリングのボールとして普通に販売されているものであれば、ある程度適当な重量に設定されているはずなので、重さはあまり気にすることはないと思います。なお、ロシアンボールは非常に密度が低いですが、中の砂のおかげでキャッチはたいへんしやすいです。

○形状

 球形のものと、変形するものの二つに大別できます。
 球形のボールはふつう硬く、指先の微妙な動きもかなりダイレクトに伝わるため、細かいコントロールができ、高く投げ上げるのも容易ですが、逆に言えば指使いのちょっとしたミスが大きく反映される危険があるということです。また、ロシアンボール以外は、キャッチ時の衝撃が大きいものが多いです。
 ビーンバッグのように変形するものは、キャッチの衝撃が小さくてキャッチが大変しやすいですが、指先の力を伝えにくくスローにやや余計な力が必要で、また変形の仕方によっては投げにくくなってしまいかねません。
 いずれの種類のボールが使いやすいかは、人によって大きく好みが分かれますし、また両極端のもの(リジッドボール、ベン・ビーバーボールなど)から、両者の中間に位置するもの(MMX+など)までさまざまありますので、実際に使ってみて確かめるしかありません。球形のものならシリックスボール、変形するものならスポーツビーンバッグなどの、上級者にも広く使われているものを選べば間違いはないでしょうが、自分にあうボールを探すのもジャグリングの楽しみのひとつなので、ぜひいろいろ試してみてください。

○表面

 乾湿の具合や汗をかいているかどうかなどの条件によって、ボールの使い心地は大きく変化します。湿度が高いとボールが手にくっつき、コントロールが難しくなってしまいますが、かといって乾燥して滑りすぎるのも問題です。こうした外的な条件に左右されにくいボールが望ましいことは言うまでもありませんが、残念ながらまったく影響を受けないボールはまずないでしょう。一般的には、表面がプラスチックなどの球形のボールのほうが外的条件の影響を受けやすく、変形するビーンバッグ類のほうが影響が少ないようです。
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ボールレビュー:MMX+

●サイズ

 67mmで、どのようなスタイルにも使える無難な大きさです。手が小さめの人でも片手で4つをしっかりもてますが、かといって小さく見えることもありません。

●重量

 130gで、バブルボールなど類似のボールに比べるとやや密度が低いように感じます。そのぶんスローは楽ですが、ハイアップではキャッチのときにボールが手のひらで跳ね返ることがあります。ただし、柔らかくて衝撃を吸収するので、跳ね返りの度合いは他の球形のボールに比べると小さいようです。

●形状

 きれいな球形を保ちますが、ステージボールやバブルボールに比べるとかなり柔らかく、そのぶんキャッチしやすいです。落としてもあまり転がりません。一応コンタクトにも使えると思います。

●表面

 乾湿の影響を受け、湿度が高いときは手にくっついてしまい扱いづらいです。乾燥しているときならちょうどよい滑り心地です。ふたの部分がへこんでいますが、これはほとんど気になりません。

●備考

 色移りしたり、ものにくっついてしまったりしやすいです。長期間使用しないときは、個々に包むなどするほうがよいでしょう。シミなど汚れが沈着しやすいですが、遠くからだと分かりませんし、近くからでも気になるほどではありません。

●総合評価

 サイズや柔らかさなどは大変よいのですが、湿度が高いときに表面の粘着力が強すぎるのが厄介で、コンディションによっては使いづらくなります。あまり夏には向いていないと思います。けれども、乾燥した条件では十分使いやすいです。また、球形のボールとしてはキャッチしやすさも転がりにくさも優れており、耐久性も高いので、初めてのボールに選ぶのも十分ありです。

ボールレビュー:メニュー

 さまざまあるボールのうち、自分がもっているものについて、できるだけ率直な感想を書いていきます。もっとおおまかな話は、「ボールの種類と選び方」(まだ書いていません)を参照してください。

○バウンスボール(マーブル)
○シリコンボール
○クリスタルボール

○リジッドボール

○ステージボール

○ロシアンボール

○バブルボール
MMX+

○ビーンバッグ
スポーツビーンバッグ
○トーマス・ディーツボール
○ベン・ビーバーボール/BBボール
○バレーバッグ

ボールレビュー:スポーツビーンバッグ

●サイズ

 サイズは、ナランハには4種類、オリジナル(Sport Juggling Companyに記載されているもの)には5種類あります。これだけの種類がそろっていれば、よほどのことがない限り自分にあったサイズのものを見つけられると思います。
 ナランハではオリジナルのものの中身を少し減らしたものを標準として販売しており、オリジナルの対応するサイズのものより軽くサイズも若干小さいです。同じくらいの直径のビーンバッグと比べると、柔らかいぶん一回り小さく思えるからか、LやXLが人気です。

●重量

 ナランハのものもオリジナルのものも、重すぎもせず軽すぎもせず、ちょうどよいくらいです。重量は微調整もできますが、価格がやや高くなるかもしれません。ただ、規定の重量のもので十分に使いやすいです。

●形状

 6つのパネルからできていて、球に近い形をしています。普通のビーンバッグは、いったん変形すると力を加えなければ元の形にはもどりませんが、スポーツビーンバッグはほとんど形を崩しません。
 ナランハのものは中身を少し抜いて軽くしてあるので、柔らかくてキャッチしやすさは抜群です。ただし、使い込むにつれて柔らかさが次第に増していき、使い込んだものは、人によっては柔らかすぎると感じるかもしれません。オリジナルのものは中身が一杯につまっているので、ナランハのものよりかなり堅いです。そのぶんキャッチのときにはじきやすくなってしまいますが、形の変化が小さいのでスローの安定感は高まります。
 個人的には、ナランハのものとオリジナルのもののちょうど中間くらいの重量のものが、柔らかさの点からは一番よいのではないかと想像していますが、まだ手に入れることができていません。

●表面

 生地はたいへん上質で、手にほどよくひっかかり、かといってべたつくこともありません。乾湿や手汗の影響も、あまり受けません。手触りの観点からは、もちろん完璧とまでは言えませんが、少なくともぼくが使ったことのあるボールの中では最高です。

●備考

 オリジナルのものもナランハを介して購入できます。パネルの色は白と黒からそれぞれ選べます。重量を細かくオーダーメイドできるようですが、価格がどうなるかはよく分からないので、直接ナランハに尋ねてみてください。参考までに、2008年にXXL(ナランハのXLに相当、重量は+25g)を注文した時は、ナランハのXLより一個当たり200円増しでした。

●総合評価

 通常のトスジャグリングであれば、どの分野でも最高レベルのパフォーマンスを発揮してくれます。日本のビーンバッグ派ジャグラーの大部分が使用していることが、その質の高さの何よりの証拠です。ボールを本気でやるのなら、ぜひ一度は試してみるべき一品です。

用語集:できる

 文字通りある技が「できる」ということですが、場合によって意味が異なります。一般的に言えることは、同じ技について言う場合は、「安定」よりは低い基準だということです。
 まず単発の技については、

1.特定の技を成功したことがあり、かつ成功する可能性があること。

というのがおそらく一番ゆるやかな基準で、たとえばまぐれで一回成功したことがあるだけでも「できる」ということがありますが、この場合は「できたことがある」と、過去形かつ全称命題ではなく存在命題だということがはっきりとわかるように表現するべきでしょう。
 もっと厳しくすると

2.特定の技が成功する可能性が充分にあること。

となりますが、いずれにせよ曖昧な言葉で、1割程度でも「充分」とみなす人もいれば、9割必要だと言う人もいるでしょう。また、技によっても当然変わってきます。難しい技であれば、成功率が大して高くなくとも「できる」と言う場合が多いです。

 連続的に続ける技については継続時間も考慮することになり、これも基準はいろいろありますが、フラッシュで「できる」という場合もあれば、100キャッチくらいできて初めて「できる」ということもあるでしょう。

 このブログでは、技によって異なりますが、大まかには、連続の技は300キャッチ前後を下限にして、成功率8割以上を基準に「できる」と言っています。

用語集:安定

 おおまかに言うとある技がきれいにできているということなのですが、連続的に続ける技(カスケードなど)と単発の技(ピルエットなど)とでやや用法が異なり、またさらにそれぞれについて人と場合において異なった使われ方をします。
 まず単発の技について、一番ゆるやかな基準だと

1.特定の技が、いずれの道具もしかるべき軌道からほとんど外れることなく成功すること。

で、たとえば普段は全然できないような技でも何かのはずみできれいに成功できたとしたら、その試行に関しては「安定していた」と言うことがあります。
 より一般的と思われる用法は、

2.特定の技を確実に成功させられること。

というもので、この用法の場合は、多少軌道がぶれても余裕を持って成功させられる、というニュアンスが加わるように思います。つまり、すべての試行について軌道がきれいである必要は無くて、「失敗しない」ということのほうが重要なわけです。もっとも、軌道を充分コントロールできなければ安定させられるはずはありませんが。
 連続的に続ける技の場合は、ゆるやかな基準では、

3.特定の技が、いずれの道具もしかるべき軌道からほとんど外れることなくつづいている状態。

を指し、普段は10キャッチくらいしかできないような技でも、運よく軌道がきれいな状態が2~3秒でも続けば、そのあいだは「安定していた」と言うことがあります。
 もっと厳しい条件では、

4.特定の技を確実に長時間つづけられること。

です。「長時間」というのがどの程度かは人と技によって異なり、確実に100キャッチできれば安定しているとみなす人/技もありますが、1000キャッチくらいできなければ安定しているとは言えないだろうという人/技もあります。この場合も軌道がきれいである必要は必ずしもないのかもしれませんが、きれいな軌道で投げることができなければ安定させることは難しいでしょう。

 自分のきわめて個人的な意見としては、安定というのはキャッチ数などで計ることはできない、ある技を完全に習得した状態なので、基準を設定することは難しいのですが、このブログでは、体力と集中力が残っている限り何度でも何分でも続けられること、くらいの意味で用いています。

用語集:回収

 まずポジティブな意味で使われると、

1.すべての道具を落とさずキャッチすること。

 この場合は、しかるべき技を成功させたのち、すべてのボールを手に収めることでその成功を完成する、というニュアンスが強く含まれます。ただし、回収にもよい回収とそうではない回収があり、すべての道具を手だけでキャッチした場合はよい回収と言えますが、たとえば手と胴体で挟み込んでキャッチした場合などは、やや評価が下がります。「ピルエットには成功したのに、回収ができなかった」
 ややネガティブな場合として、

2.技の途中、あるいは技に移る前に、(ふつう何らかの失敗のせいで)その技を中断・中止してすべての道具を落とさずキャッチすること。

 この場合は、やっている本人にとっては明確な失敗で、見ている側からも失敗と見なされる場合が多いです。ただし、軌道が大きく崩れたにも関わらず回収に成功したような場合は、しかるべき技をやっていなくとも観客から評価されることもありえます(しかし、やはり大会ではポイントにならない/なるべきではないと思われます)。「ボールがぶつかったけれど、なんとか回収した」
プロフィール

mascaret

Author:mascaret
福岡出身・東京&千葉&フランス経由、千葉在住のジャグラーです。

*経歴
JJF2014にて
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位
JJF2012にて
 チャンピオンシップ決勝進出(2年連続)
 エンデュランス
  5ボールカスケード1位
  6ボールファウンテン1位
  7ボールカスケード1位

*使用道具
ボール:RF Beanbag M (Rad Factor), Elite 8 M (Gballz) etc.
クラブ:PX3 SIRIUS TRAINING (Play)
リング:Absolute Circus Ring (Absolute Circus), Wind Stream Ring (Mr. Babache), SATURN (Play)

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